コラム
運営指導で「問題なし」と言われたあと、本当に問題は残っていないのか
指摘がなければ、問題がなかったと考えてしまう
運営指導が終わり、特に大きな指摘もなく終了した。
「今回は大丈夫だった」そう感じる事業所は多いと思います。
実際、返戻もなく、是正報告も求められない。形式上は、何も問題がなかったように見えます。
何が確認され、何が確認されなかったのか
ただ、運営指導はすべてを確認する場ではありません。
時間も人手も限られた中で、確認できる項目にはどうしても偏りが出ます。
つまり、
- 問題がなかった
ではなく
- 今回は論点にならなかっただけ
ということもあります。
「問題なし」は、前提が残らないという意味ではない
運営指導でやり取りされた内容は、その場限りで消えるわけではありません。
行政側の理解として整理され、記録として残り、次回以降の前提になることもあります。
指摘がなかったからといって、前提が何も残っていないとは限らない。
これは、意外と見落とされがちなポイントです。
安心できるかどうかは、別のところにある
本当に安心できるかどうかは、
- 何を確認され
- 何が確認されず
- どんな前提が共有されたのか
そこを振り返れるかどうかで決まります。
「問題なかった」という結果だけで、判断を止めてしまうと、次に同じ前提で話が進んでしまうこともあります。
運営指導は、結果よりも「残り方」を見る
運営指導で大切なのは、指摘されたかどうか、ではありません。
その場のやり取りが、どんな前提として残ったのか。
そこに目を向けられるかどうかで、次の運営判断は大きく変わります。