福祉事業所の経営って むずかしい!?

どういったところが 
むずかしい?

障害福祉事業のむずかしさは、いったい何なのでしょうか。

・制度がややこしいから?

たしかに、障害福祉の制度はとってもややこしいです。
(役所の対応を見る限り「役所の職員も把握しきれていないのでは?」と思わされるときがあります。)

しかも、ただややこしいだけでなく、3年に1度、大きくルールが変わります。

これが、より一層、障害福祉事業をむずかしくしていることは間違いありません。

ですが、もっと違うところがむずかしいと感じている方の方が多いのではないでしょうか。

・収益があがらない
・利用者が集まらない
・職員が定着しない

どうでしょうか。

あなたにも心当たりがありませんか?

障害福祉事業所の《経営》 
欠かせないものは?

・優秀な職員に定着してもらうこと

・障害福祉制度を理解すること

・数字を追い、管理すること

他にも大切なことはありますが、この3つは外すことができません。

どれか1つでも欠けてしまうと、事業所が軌道に乗ることはありません。

「言っていることはわかるけど、この3つをクリアするのが難しいんだよ……。」

確かに、これが簡単にクリアできるなら、苦労はいりませんよね。

では、それぞれ、どうすればクリアしやるくなるか、ポイントを見ていきましょう!

じゃあ 
どうすればいいの?

職員の採用・定着のこと
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令和の時代 
どの業界も人手不足

・福祉に限らず、どの業界も人手不足

・採用できてもすぐに辞めてしまう

・良い職員ほど定着してくれない

あなたも、よくご存じのはずです。

人手不足なのは、障害福祉の業界に限った話ではないことを。

そして、障害福祉の仕事は、決して「人気のある仕事」ではありません。

むしろ、どちらかというと避けられがちです。
(それでも、以前と比べるとずいぶん偏見は減ってきましたね。)

そういう観点では、職員の採用は難しいように思えてきます。

しかし、障害福祉の業界は、決して「マイナス材料」ばかりではないのです。

ガツガツ稼ぎたい人
ばかりではない

もちろん。

お給料が高いに越したことはありません。

しかし、障害福祉の仕事をされている方は、必ずしも「給与だけ」を見ているわけではありません。

・働きがい
・人の役に立つ
・他人の幸せを願える

福祉業界には、こういったことを重要視されている方がたくさんいらっしゃいます。

包み隠さずに言ってしまえば「給料が高いから就職する」方ばかりではないのです。
(もちろん、給料は高いに越したことないですよ!)

ですから「ただただ高い給料を出すだけ」では、根本的な解決にはなりません。

働く側の思い」と「あなたの事業所」をマッチングさせる必要があるのです。

具体的には 
どうするの?

◆職員像を明確に
1.理想の職員(来てほしい職員)像を明確にする

2.その「理想の職員」にとって魅力的な職場をつくる

3.その上で、あなたの事業所を知ってもらう

◆求人の見直し
1.他法人の求人と同じような内容になっていないか

2.あなたの事業所の魅力を伝えられているか

3.「理想の職員」に響く・刺さる求人か

◆面接の内容
1.形式だけの面接になっていないか

2.お互いの希望を話し合う場となっているか

3.お互いに今後の展望・ビジョンを描けているか

理想の職員像を明確にすると、求人の書き方が見えてきます。

良い求人を作ると、理想の職員と面接する機会がうまれます。

面接は、あなたが求職者を見極める場ではありません。

お互いに「雇いたい」「働きたい」と思える話し合いをする場です。

確かに、一昔前は「面接は見極めの場」でした。

しかし、今は人手不足の令和の時代。

理想の人物が現れるまで「ふるい」にかけ続けていては、いつまでたっても職員を採用できません

そして、職員を採用した後。

あなたが展望・ビジョンを描き、それを実行に移し続ける限り

あなたの思いに共感した職員は、そう簡単に退職しません

ですが、これが「給料のみ」を理由に就職した職員だとそうはいきません。

「別の事業所の方が条件が良い」ことがわかると、すぐに退職してしまいます。

採用から定着 
計画を練ることが大切

無計画な採用では、職員は定着しません。

その結果、入れ替わりの激しい事業所ができあがります。

それでは支援の質が向上しません。

そうなると、利用者さんが離れていくなどの悪影響がでます。

「たかが採用」と思わずに。

しっかりと計画を練って、採用から定着まで見据えることが大切です

障害福祉制度の理解
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ホンマに 
ややこしいんです……

障害福祉の制度は、年々、膨れ上がっています。

ハッキリ言って「ワケわからん」ことになっています。

ですので、制度を学ぶことをあきらめている方も少なくありません。

いや、むしろ、諦めている方の方が多いです。

それくらい、ややこしいのです。

しかし。

しかし、です。

制度を学ぶことをあきらめてしまうと、大きなリスクを負うことになるのです。

どんなリスクがあるの?

・減算を受ける
・報酬の返戻
・報酬増を狙えない

とても平たく言いますと「制度を把握しないと収益が増えない(減る)」ということが起こります。
(もちろん、支援への影響も生じます。)

・新しい減算が増えたことを知らなかった

 ⇒対策できずに減算を受けることに……
(収益が減る)

・加算のルールが変わったことを知らなかった

 ⇒加算要件を満たしていないため、報酬の返戻を求められる
(収益を返す)

・加算の取り方を知らない

 ⇒本来なら取れる加算を取りこぼすことに
(収益を増やせない)

このように「収益が減る」「収益を返す」「収益を増やせない」というリスクがあるのです。

これを見ると「制度のことも勉強しないとな……」と思うのですが……。

実際は、毎日いそがしくてそんな時間なんてないんですよね……。

一番簡単な解決方法は「制度に詳しい人を入れる」ことです。

自社で採用しても構いませんし、外部委託でも構いません。

制度を無視した事業所運営は、必ずつまずきます。

なぜなら、数年に一度、行政の運営指導が入るからです。

制度のことでお困りの方はこちらもご覧ください。

数字を追うこと
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経営者の役割は 
数字と向き合うこと

《支援は抜群だけど、経営のことがまったくわからない》

これは「福祉の現場で勤め、そこから独立された方」に多いです。

・とても良い支援ができる

・でも、事業所にお金がない

・だから、優秀な職員を雇えず

・事業が続かない……

事業が続かなくなると、誰が一番困るのでしょうか。

もちろん、あなたも困ります。

職員・従業員だって困ります。

しかし、それ以上に利用者さんが困ることになるのです。

利用者さんのために!」と思ってやっていても、収益がなければ事業撤退です。

事業所は閉鎖です。

そうなると、誰も嬉しくありません。

時には非情に 
数字を追いかけること

●月までに、●人の利用者を集めるように!」

これだけ聞くと「ちょっと薄情じゃない?」と思われるかもしれません。

しかし、利用者さんが集まらない以上、事業所を閉鎖するしかないのです。

ですから、そうならないためにも、しっかりと数字と向き合わなければなりません。

・●月までに利用者が●名入ると黒字化できる

・就職者が●月までに●名出れば加算が取れる

・この加算を取れば、職員を●人増やせる

このように、目標を数字で捉えます。

すると「いつまでに何をしないといけない」ということが明確になります。

それを実行に移すことで、収益を増やし、事業を継続・展開しなければなりません。

でも 
経営に詳しい人がいない……

福祉の現場で育った方は、経営が苦手な傾向にあります。

ですが、それは無理もないことです。

なぜなら「支援」を学ぶことはあっても「経営」を学ぶことはないからです。

しかし、そうは言っても「経営」のことをないがしろにはできません。

入るお金より、出るお金の方が多い

実は、こういった事業所は珍しくないのです。

もちろん、出るお金の方が多ければ、いずれ潰れますよね。

あなたの事業所を、そんな事業所にしないためにも。

・経営のことを学ぶ

・経営に詳しい人を入れる

・育てるも良し、外部委託も良し

今からでも遅くありません。

準備・対策を始めましょう!

障害福祉サービス事業所 
経営のことで困ったら

まずは、当事務所にご連絡ください。

どんなに小さなことでも構いません。

・こんなこと聞いてもいいのかな?

・何も知らないことがバレたら恥ずかしい……

・「そんなことも知らないの?」とバカにされたらどうしよう

そんなご心配は、まったくいりません。

当事務所は「あなたのための」障害福祉専門行政書士事務所です。

当事務所が徹底している「わかりやすく」を大切に。

・現状の整理
・解決策のご提案
・わかりやすい助言

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